アップルの新社屋「Apple Campus 2」は免震構造を採用

アップルが建設中の新社屋「Apple Camplus 2」は、免震構造を採用しているそうです。

「Apple Campus 2」は、現本社から高速道路を挟んだ広大な敷地で現在建設中で、巨大なドーナツのような形、側面をガラスで覆う先進的なデザインなどから「Spaceship (宇宙船)」とも呼ばれています。

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iClarifiedが入手した車内向けの資料によると、この新社屋は「base isolation (免震構造)」を採用し、地震による揺れを小さくするようになっているとのこと。

基礎の部分に、直径7フィート(約2.1メートル)・重さ15,000ポンド(約6.8トン)の免震装置を700個設置し、その上に建物を載せるという構造になっているようです。

下の動画は、8月にドローンを使って建設現場を撮影したもの。ちょうど基礎工事をしている最中でしょうか。

これが完成すると、免震の建造物としては世界最大になるとのこと。

大きさを比較するため、東京ドームの衛星写真に、同じ縮尺のApple Campus 2を重ねてみたのがこちら。

ドームが中庭にすっぽりと収まってしまうことがわかります。

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Apple Campus 2は、2016年中頃に完成し、13,000人の社員が働き始める予定になっています。