アップル、「iOS 8.0.2」の配信を開始

アップルが、ソフトウェア・アップデート「iOS 8.0.2」の配信を開始しています。

アップデート時の「詳しい情報」がなぜか英語で書かれていますが、内容は昨日配信された「iOS 8.0.1」に含まれていたものに、問題となった携帯通信の電波受信・Touch IDの不具合への修正を加えたものとなっているようです。

  • iPhone 6およびiPhone 6 Plusで携帯通信ネットワークへの接続およびTouch IDの不具合が発生する問題を修正
  • HealthKitsのAppをApp Storeで入手可能にできるようにバグを修正
  • ユーザがパスコードを入力したときに他社製のキーボードの選択が解除されることがある問題に対処
  • 一部のAppがフォトライブラリの写真にアクセスできない問題を修正
  • iPhone 6およびiPhone 6 Plusでの簡易アクセス機能の信頼性が向上
  • SMS/MMSメッセージの受信時にモバイルデータ通信が予期せず使用されることがある問題を修正
  • App内課金に関するファミリー共有の“承認と購入のリクエスト”のサポートが向上
  • iCloudバックアップから着信音が復元されないことがある問題を修正
  • Safariから写真やビデオをアップロードできないバグを修正

このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

実際に、手元のiPhone 6およびiPhone 6 Plusにアップデートを適用してみましたが、前回のような不具合はみられませんでした。

apple_ios802_release_1

アップルは、「iOS 8.0.1」で発生した問題を修正した「iOS 8.0.2」を、数日中にもリリースすると発表していましたが、思いのほか早い公開となったようです。

ソフトウェア・アップデートは、セキュリティ関連の修正が含まれている場合も多く、適用せずに放置することはお勧めできまません。

配信が開始された際には、ネット上などで不具合の情報を収集し、問題がないことを確認した上で、できる限り早く適用するのが賢い使い方といえそうです。