アップルが、「iOS 8」の配信を開始しています。
約1年振りとなる今回のメジャー・アップデートは、アップルが「最も大きなiOSのリリース」と謳うとおり、様々な改良・機能追加が行われています。
主な変更点は次のとおり(リリースノートから抜粋):
- メッセージの機能改善
- 写真の機能改善
- 微調整コントロールで露出、明るさ、コントラスト、ハイライト、シャドウなどの調整が可能
- カメラの機能改善
- タイムラプスモード
- タイマー機能
- 写真撮影の前に指を上下にスライドするだけで露出を調整
- QuickTypeキーボード
- 他社製キーボードをサポート
- ヘルスケア
- 新しい“ヘルスケア”App
- 健康データをほかのAppと共有
- iCloud Drive
- iPhone、iPad、およびMacでの作業がこれまで以上にシームレスになる連係機能
- Spotlightの機能改善
- メールの機能改善Siriの機能改善
- デバイスが電源に接続されているときに“Hey, Siri”と話しかけて起動
- “流れてる曲は何?”と尋ねるとShazamを利用して曲名を回答
- Safariの機能改善
- プライベートブラウズをタブごとに設定
- カメラを使って、クレジットカード情報をスキャンして入力
- マップの機能改善
- App Storeの機能改善
- マルチタスク表示から重要な連絡先にすばやくアクセス
- Appごとのバッテリーの使用状況
アップデートの対象となるモデルは次のとおりです:
- iPhone 4s・5・5c・5s
- iPad 2・第3世代・第4s世代・Air
- iPad mini・mini Retina
- 第5世代 iPod touch
また、iOSのアップデートの際には、事前にバックアップをとっておくことが推奨されています。
iCloudまたはiTunes(Mac/PC)に接続してバックアップを済ませてから、アップデートを行うようにしましょう。
過去のソフトウェア・アップデートの経験から、リリース後しばらくはサーバーが混み合うことが予想されます。
ファイルのサイズも大きく、ダウンロードに非常に時間がかかる場合もあるので、時間に余裕がある時に行うことをお勧めします。