Kickstarterで、マグネットを使ったiPhone用の充電ソリューション「Cabin」が出資者を募集しています。
この「Cabin」は、MacBookシリーズに使われている「Magsafe」の仕組みを、そのままiPhone向けに応用したような製品です。
まずはプロジェクトチームによる紹介動画をどうぞ。
「Cabin」は、次の4つのパーツで構成されています:
- Cabin本体 – 2,200mAhのバッテリーケース
- Cabin Dock
- MicroAdapter
- MagAdapter
製品の「肝」となるのが、Lightningコネクタをマグネット式の端子に変換する「MicroAdapter」というパーツ。
その名のとおり、ゴミの侵入を防ぐキャップ並みのコンパクトサイズです。
iPhone 5sに装着したところ。出っ張りもほとんどなく、常時付けたままでも問題なさそうです。
現状はiPhone 5・5sのみ対応mで、iPhone 6への対応も準備中とのこと。
Lightningコネクタと違い、抜き差しするのではなく、マグネットでパチっとくっつけるだけで接続されるようです。
「MagAdapter」は、Lightningケーブルの端子を「Magsafe化」するアダプタ。
iPhoneを充電しながら使用する際に、端子部分への負担を最小限に抑えられそうです。
アイデアは素晴らしいのですが、説明の中に「MFi」に関する記述がないのが残念なところです。【追記】FAQ欄に追加された内容によると、MFiの申請中とのこと。
一方で、出資者募集キャンペーンは既に目標額の8割を超えるほど順調で、プロジェクトの成立は間違いなさそうです。
【リンク】Kickstarter – Cabin