ゼロハリバートン社の75周年を記念して製造されたiPhoneケース『ZERO HALLIBURTON for iPhone 5s/5』を購入してみました。
ゼロハリバートン(ゼロハリ)は、強度の高いアルミ合金製のカバン・スーツケースなどを製造。
あのアポロ計画で月の石を採集・持ち帰る際に同社のアタッシュケースが使われたという逸話も知られるメーカーです。
そのゼロハリが、創設75周年記念としてUNiCASEとコラボしたのがこの『ZERO HALLIBURTON for iPhone 5s/5』です。
対応するモデルはiPhone 5および5s。
パッケージにはアルミ製のケース本体に2枚のスペーサーが付属しています。
このスペーサーは、iPhoneに保護フィルム・ガラスを使用している際の厚みの違いを調節するもの。
- Spacer A:フィルム無し〜0.26mmクラスのフィルム
- Spacer B:0.33mmクラスのフィルム
の2種類から、最適な方を選べるようになっています。
ケースのデザインには、
- 指紋が残らないマットな加工
- 独特な丸みを帯びたエッジ
- トレードマーク「ダブルリブ」(2本のライン)
など、ゼロハリの要素がたっぷりと取り入れられています。
ケースの開閉は、フロントのエッジ部分がスライドするという変わった仕組みを採用。
ネジや工具を必要とせず、かつしっかりとiPhoneを包み込みます。
ケース内側の側面にはウレタン製のライナーが貼られ、iPhoneが直接触れることを防ぎます。
液晶保護フィルム(付属していません)の有無や厚さに合わせて、スペーサーを内部に敷きます。
かなりタイトな造りなので、iPhoneを傷つけないように慎重にケース内に納めます。
ボリュームボタン側を先に入れるのがコツ。
あとはスライド式のフタを閉めれば装着が完了です。
フタにはロック機構のようなものがあり、カチッと閉まって勝手に開くような心配はありません。
ロゴマークはボリュームボタンの下(横)にひとつだけ配置。
控えめなサイズ・色なのであまり目立ちません。
カメラおよびフラッシュだけでなく、ガラスのパーツ(上)のほぼ全体が露出するような珍しいデザインを採用しています。
iPhone 5・5sの背面にあるガラスパーツの下にはアンテナが埋め込まれているため、受信感度への影響を考えてこのような形になったのかもしれません。
しかしながら、側面および本体下のガラスパーツは完全に覆われているため、電波の受信に少なからず影響があることは間違いなさそうです。
サウンドオン・オフ、ボリュームボタンの周囲は、操作性を配慮した加工が施されています。
この辺りの丁寧な造りに「ゼロハリ」の拘りが感じられる気がします。
コネクタ・イヤフォンジャック周りのはこのような感じ。
Lightningコネクタの周囲も余裕があり、また横に広いためワンセグチューナー『ちょいテレi 1S-IPM110』(レビュー)も問題なく利用できました。
パワー・スリープのボタンの押し心地も問題ありません。
また、カメラ用の窓のエッッジをよく見ると、iPhone 5・5sのカドに見られるような磨き上げ処理が施されています。
その他の画像は下のギャラリーでどうぞ。(タップまたはマウスオーバーでコントローラが表示されます)
カラーバリエーションは「シルバー」と「ブラック」の2色が用意されており、各色500個限定で販売されるとのこと。
価格は12,00円(税込)【訂正】12,600円(税込)。
ゼロハリブランドにしては比較的リーズナブルな設定なので、気になる方は早めに確保しておいた方がよいかもしれません。
ゼロハリバートンが好きな方、高級感のある大人なケースを使いたい人、またはプレゼントに最適な一品だと思います。