App Storeで「スーパーファミコン」のエミュレータ機能を搭載したアプリが配信されているようです。
問題のアプリ『Clipboard Stacker 』は、クリップボードの履歴を保存するためのアプリとして配信されています。
ところが、ソースによると、画面上にある「Clipboard」という文字を4回タップすると、内蔵されたスーパーファミコン(SNES)のエミュレータが起動。ROMの読み込みや各種設定の画面へとアクセスできるようです。
アプリの説明文にも、
アプリ上部の[Clipboard]の文字を4回タップするとレトロゲームで遊べます
との記述があります。
アップルは、公認の場合除きゲーム端末のエミュレータの配信を禁じているため、「隠し機能」としてアプリに組み込んでApp Storeの審査をすり抜ける例が後を絶たず、ストアから即削除されるのが通例となっています。
このアプリは、発覚を遅らせることを狙ってか、クリスマス前後のApp Storeのフリーズ期間(今年は12月21日〜27日)の直前にアップデートを行った模様ですが、いずれにせよ早々に姿を消すことは間違なさそうです。
Clipboard Stacker
ユーティリティ:3.6 MB
価格:¥500
対応:ユニバーサル
開発:Last,Inc.