iOS 7の「写真」アプリに、削除したはずの画像のサムネイルが復活するというバグが報告されています。
Apple Insiderの記事のよると、iOS 7に標準でインストールされている「写真」アプリにバグがあり、削除した画像のサムネイル(画像そのものではない)が復活する場合があるとのこと。
尚このバグは、本日公開された「iOS 7.0.4」でも存在が確認されています。
再現手順は以下のとおり:(意図しない結果となる可能性もあるので自己責任でお願いします)
- 「写真」アプリで不要な画像を削除
- 透明なPNG画像(例えばこれ)を保存
- サムネイル表示で削除した画像が復活したことを確認
このバグは、「写真」アプリのキャッシュ周りが原因があるとみられ、本日公開された「iOS 7.0.4」に存在するだけでなく、古くはiOS 5でも指摘されていたようです。
削除した全ての画像のサムネイルが復活する訳ではなく、最後に削除したもの、または何らかの法則性があるようです。
軽微なバグではあるものの、デバイスにアクセスできる状態であれば、削除したはずの画像(のサムネイル)を観れてまうため、場合によってはセキュリティまたはプライバシー上の問題へと発展する可能性もゼロではありません。
見れられたくない画像がある方は、デバイスのロックや他のアプリを使うなどの対策や注意をしておいたほうがよさそうです。