パーツのリークが続いている廉価版iPhoneの展示用モックアップが発売されています。
画像は中国のオンライン・マーケット「淘宝(Taobao)」にて出品されているモックアップのもの。
バックパネルにはモデルナンバー「A1428」と印刷されおり、iPhone 5(GSM)からコピーしたようです。
外観はこれまで報じられているiPhoneの廉価版「iPhone Lite(仮称)」とそっくりで、流出したパーツや図面をもとに造ったと考えられます。
フロントパネルの色合いやホームボタンの造りに若干チープさが漂いますが、本物とは異なる素材を用いたモックアップですから当然といえば当然です。
SIMのスロット、サウンド・パワー・音量などのボタンもあり、比較的丁寧な仕事振りが伺えます。
カメラおよびフラッシュもダミーのパーツが埋め込まれるなど、なかなかリアルです。
これまでの情報では、廉価版iPhoneは5色のカラーバリエーションで展開されるとされていますが、モックアップは現在のところホワイトのみとなっています。
発売されたばかりのためか、380元(6,200円)とかなり強気な価格に設定。同様の業者が増えてくれば、これもあっという間に下がるはずです。
当初懐疑的な見方の多かった廉価版iPhoneは、ここにきて状況証拠がかなり揃ってきた感があり、関心は発表・発売のタイミングへとシフトしているといえそうです。