ワコムから販売されているタッチパネル用スタイラス『Bamboo Stylus pocket
』を購入、試してみました。
まずは公式のプロモーション動画をどうぞ。
同社はタッチパネル向けのスタイラスをいくつか販売していますが、この「Pocket」はその名のとおりポケットに入れてもジャマにならないようなコンパクトさが特徴。
スタイラス本体に、イヤフォンジャックに挿せるキャップ、ペン先(ハード・ソフトの2種類)、装飾用カラーリング(シルバー・レッド・ブルー)が付属しています。
一般的なスタイラスはプラスチック製がほとんどですが、Bambooシリーズは上質かつ耐久性のあるメタルボディーを採用しています。
そしてこの「Pocket」の最大の特徴が、自由自在に長さを変えられるペン軸です。
ペンの全長は最短で約9センチ、最も伸ばした状態で約12センチになります。
長さを固定する機能はありませんが、適度な抵抗があるので好きな長さで使うことが可能。
ペン先が硬いスタイラスでは、タッチパネル上をツルツルと滑って描きにくい、と感じることがあります。
この製品はペン先が中空で、筆圧によって変形するように作られています。
これによって、パネルとの接地面積が増えて摩擦が生じ、より自然な描き心地がします。
ペン先は用途・好みに合わせて使い分けできる、2種類のタイプが付属しています。
購入時に装着されている「ハードタイプ」は、筆圧が高いひとにおすすめ。より少ない力で使いたい人には「ソフトタイプ」が推奨されています。
また、ペン先はワコムストアで販売されているので、摩耗してきたら購入・交換することも可能です。
キャップには、イヤフォンジャックに挿すことができるストラップがついています。
コンパクトとは言え、さすがにiPhoneにぶら下げるには大きすぎですし、iPadでも本体にキズを付けることなりそうです。
ストラップはキャプから外すこともできるので、使わないひとは取ってしまったほうがよいかもしれません。
定価は2,780円(税込)ですが、現在(記事掲載時)は2,200円前後で販売されているようです。
持ち運びに便利なので、思いついたアイデアをすぐに書き留めておく、といった用途に向いているかもしれません。