今月末のリリースが予定されているiOS向けアプリ『Real Racing 3』には、「タイムシフト・マルチプレイヤー」という機能が付いているようです。[source: YouTube ]
マルチプレイヤー機能は、レーシングゲームには必ずといってよいほど搭載されていますが、同じ時間に遊ばなければいけないという制約があります。
この「Time Shifted Multiplayer (タイムシフト・マルチプレイヤー)」は、時間を気にせずにGameCenterやFacebookの友人と同じレースを走ることができる、という画期的な機能です。
プレイヤーがレースを終えると、ハンドル・ブレーキなどの走行データがサーバーに送られ、プレイヤーとそっくりの運転をする「A.I. double (人工知能の分身)」が作られます。
友人は、好きな時間にその分身とレースを競うことができる、という仕組みのようです。
過去のレースを再現しただけの、いわゆる「ゴースト」とは異なり、自分の分身であるAIがレースに参加するので、「Interact (絡む)」ことも可能とのこと。
例えば、3日前に走った友人に対して挑戦し、走行ラインを阻んだり、ぶつかったりすることも可能になる、ということのようです。
『Real Racing』シリーズは、派手な演出を極力控え、リアリティを追求したレーシング・ゲームで、iOSデバイスのポテンシャルを最大に生かしたゲーム作りが支持されています。
第3作は、昨年末のリリース予定が延期され現在も開発中で、2013年2月中の配信が予定されています。