「Real Racing」は、数あるiOS向けのレーシングゲームの中でも、最もリアルなドライビングを楽しめることで人気のシリーズです。
その第3作となる『Real Racing 3
』では、車両の修理やメンテナンス、実在するコースの景観や起伏の再現、タイムシフト・マルチプレイヤーなど、リアリティが大幅に進化。
そして今作品から「フリーミアム」へと移行し、基本無料でプレイすることができます。
「Real Racing」シリーズは、EAによって買収されたFiremintによって開発が行われてきましたが、「Need for Speed」シリーズで知られる同じくEA傘下のIron Monkeyと組織を統合。
「Firemonkeys」としてこの『Real Racing 3』の開発を行い、リリースはEAからという形をとっています。
まずは公式のトレイラー動画をどうぞ。
レースの基本操作は、デバイスを傾けてステアリング、画面のタップ&ホールドでブレーキングという、これまで通り操作方法を採用。
新たに追加されたドラッグレースでは、タップによるスタートとシフトアップのみで走行できます。
まずはチュートリアルを兼ねた「ピュアストック・チャレンジ」からスタートします。
ゲーム内では、車両の購入・修理・アップグレードに使える「R$」と、作業を早く進めることができる「ゴールド」の2種類の通貨(ポイント)があり、開始時にぞれぞれ35,000と20が与えられます。
35,000で購入できるのは、「日産シルビア」と「フォード フォーカスRS」のいずれかとなります。
車種によってトップスピード・0-60mi/h・ブレーキングなどが異なるため、選択する際の参考になります。
今回は迷わずシルビアを選択。
最初のレースはユーザーから最も近いコースとなるようで、鈴鹿が自動で選択されました。
シルビアで鈴鹿を走れるというだけで、車好きにとっては感慨無量かもしれません。
デフォルトではブレーキング・ハンドリングなどのアシストがオンになっており、画面右下をタップしてオフにすることもできます。
新しいヘッドアップディスプレイにより、走行中の順位やラップ・コースマップなどは車体のすぐ隣に表示。視線の移動が少なく快適にドライブできます。
レースの結果によって「R$」、一定の条件で「ゴールド」を獲得できます。
他のレーシング・ゲームでは体当たりし放題が当たり前だったりしますが、RR3ではレース後に壊れた車体の修理が必要となるため、あまり無理なラインを走行すると出費が増えることになります。
また、レースに出る度にマシンが少しずつ劣化していくため、点検をする必要があります。
メンテナンスは終了するまで待つ必要がありますが、「ゴールド」を消費すれば直ぐに完了。
ゴールドがあればより早くゲームを進めることができ、足りなくなったら課金で追加できる、という仕組みになっています。
レースで「R$」を獲得したら、マシンのチューニングしてパフォーマンスを上げることができます。
「エンジン」「パワートレイン」「ブレーキ」「タイヤ&ホイール」の4つカテゴリーがあり、それぞれにチューニングのレベルがあります。
メンテナンスと同様、チューニングも納車までに時間が必要。
通知をオンにしておけば、アプリを切替えても終了時に教えてくれるので便利です。
参加できるイベントは900以上もあり、実車を忠実に再現した45もの車種が用意されています。
ガレージに購入した車を並べてコレクションするのも楽しそうです。
この他にも、時間を気にせず対戦レースができる「タイムシフト・マルチプレイヤー」という機能もあり、Facebook・GameCenterで友達を巻き込むのも面白そうです。
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当初の予定よりも2ヶ月ほど遅れてのリリースとなりましたが、ファンの期待に十分以上に応える仕上がりではないでしょうか。
Real Racing 3
ゲーム:716.0 MB
価格:無料
対応:iPhone・iPod touch・iPad (ユニバーサル)
開発:Electronic Arts