iPhone 5用のレンズ『olloclip 3-in-1 Lens for iPhone 5』を購入、試してみました。
このレンズは、iPhone 5のカメラ部分に取り付けて使用するアクセサリーで、
- 魚眼・ワイド・マクロの1台3役
- シールや接着剤を不使用
- レンズの位置合わせがほぼ不要
- 着脱が簡単
といった特徴があります。
パッケージには、レンズ本体(魚眼・マクロ)と、ワイドレンズ、ケースと保護キャップx2が含まれています。
魚眼(Fisheye)レンズは約180の視野を撮影可能。
通常の撮影では入りきらない大きな被写体や、ちょっと変わった写真を撮りたいときなどに活躍します。
魚眼の逆側には、倍率が約10倍のマクロレンズを装備。
被写体までの距離は約12〜15ミリと、かなりの近距離で拡大撮影することができます。
マクロの周囲にネジ山があり、取り外し可能なレンズをねじ込むと、ワイドに変わります。
レンズの本体部分がiPhone 5の角にピッタリのサイズに作られており、はめるだけで装着が完了します。
下の写真は魚眼側を装着したところ。前後をひっくり返すとマクロまたはワイドにとして使えます。
接着剤やシールなどを貼る必要がなく、クリップタイプのように位置合わせの手間も必要ありません。
レンズを使用して、サンプルの撮影をしてみました。
下の3枚の写真は同じ位置から撮影しています。
まずは「レンズ無し」(iPhone 5のカメラそのまま)で撮影したもの。
こちらは「ワイド」で撮影したもの。
広がりのある写真を撮りたいとき、室内などで後ろに下がれない場合などに重宝します。
周辺の歪みなどをチェックしたい方は、画像をクリックして大きなサイズでご確認ください。
そしてこちらが「魚眼」レンズで撮影したもの。
周囲が歪んでみえ面白い写真を撮影できます。
角の黒い部分が気になる場合は、カメラのズーム機能を使ってフレームの外に出してしまうとう手もあります。
下の写真は「マクロ」で千円札を撮影したものです。
着脱が簡単で位置合わせが不要と、なかなかよく考えられたレンズですが、最大のウィークポイントは「ケースやフィルムと併用できない」ということかもしれません。
iPhone 5にピッタリに作られているため、使う度にケースを外す必要があり、ひとによっては結構面倒に感じそうです。
また、保護フィルムでさえ干渉する恐れがあり、フィルムを貼っている方は注意が必要です。
価格は5,980円(税込)。カラーはレッドとブラックの2色から選べます。
サイズの異なるiPhone 4・4S用も販売されているため、購入する際にはよく確認することをお勧めします。
1つで3種類のレンズを使え、小さいので持ち歩く際も邪魔になりません。
iPhoneのカメラを使うことが多い方は、作品の幅が広がって面白いのではないでしょうか。