米HAPILABが、食事のスピードをモニタリングする「HAPIfork」という製品を発表しています。
食事の際によく噛まずに掻き込むようにする「早食い」は、満腹感を得られにくく食べ過ぎに繋がるだけでなく、胃腸へ負担をかけるともいわれています。
このフォークは、内部埋め込まれたセンサーで食事の速度を監視し、早食いの習慣を直すことができるという製品です。
フォークを使った回数と間隔をモニターし、早く食べ過ぎるとバイブレーションでお知らせし、ペースを落とすことを促します。
フォークの使用回数・ペース・食事にかけた時間などのデータは蓄積され、USB・Bluetoothでアップロード。
オンラインで記録を確認し、習慣の見直しや反省をすることができます。
iPhone・Androidのアプリの開発も予定されており、モバイルで進捗をチェックすることも可能になるとのこと。
ヘルスメーター『Wi-Fi Body Scale』や活動量計『Nike FuelBand』をはじめ、iPhoneと連携してデータを記録・管理し、ダイエットや健康に役立てようというデバイスが注目されていますが、この製品はその分野をさらに押し広げるかもしれません。
このフォークを常に携帯する不便さや、お箸の国のひとはどうするのかなど、疑問は尽きませんが、早食い習慣を直せればダイエット効果を期待できそうな気もします。
価格・発売時期などは未定のようです。
【リンク】HAPILAB – HAPIfork