サンコーが輸入販売しているスマートフォン向けのアクセサリー『UV殺菌機能付きクレードル
』を購入、試してみました。
風邪やインフルエンザなどへの予防として、帰宅後のうがいと手洗いを必ず実行しているひとも多いと思います。
しかしながら、帰宅前に触れていたスマートフォンを、手を洗ったあとにそのまま使ってまうと、また雑菌が手についてしまうかもしれません。
そのような問題を解決してくれそうなのが、この『UV殺菌機能付きクレードル
』です。
文字通り紫外線ランプで殺菌をするという製品で、本体、カゴ、カバーの3つのパーツで構成されています。
電源は単三電池x3(別売)で、ACを利用しないため場所を選びません。
本体の上部が「U (ユー)」の形で、2つのランプで前後から紫外線(UV)を照射する仕組みになっています。
殺菌したいものはまずカゴに入れ、そのまま本体の「Uの字」にスポッと差込みます。
写真はiPhone 4Sを入れたところ。横幅65ミリ程度まで対応しているようです。
カゴを置く場所にスイッチがあり、何も入っていないカゴを入れてもランプは点灯しません。
あとはカバーをするだけでUVの照射が始まり、ランプが点滅します。
紫外線は目に害があるため、マグネット式のスイッチでカバーの開閉をチェックする安全機能がついています。
殺菌の工程は約4分間で、自動で終了します。
事前によくチェックしなかったのですが、iPhone 5は縦に長過ぎるため、カバーが閉まらず使用できませんでした。
間違えて購入しないように気をつけたいところです。
スマートフォンを殺菌するというコンセプトは面白いのですが、安っぽい造りの上に説明書の日本語がおかしいなど、胡散臭い雰囲気が漂っています。
パッケージには最高で99.9%の雑菌を死滅させるとありますが、その効力もよくわかりません。
価格は2,980円と比較的安価ながら、ネタ以外ではあまりお勧めできない印象のアイテムでした。