国内でも発売されたアップル純正のアクセサリー『Lightning to Micro USB Adapter
』を購入してみました。
アップルはiPhone 5以降、これまでの30ピンのDockコネクタに代わり8ピンのLightningコネクタを採用。予備のケーブルなどは新たに買い求める必要があります。
このアダプターは、マイクロUSB端子をライトニングコネクタに変換するもので、
- 手持ちのmicroUSBケーブルを活用できる
- 同期および充電が可能
- 携帯するケーブルの本数を減らせる
- ライトニングコネクタ搭載のすべての機種に対応
という特徴やメリットがあります。
重さは1.2グラムで10円硬貨よりも小さく、注意しないとすぐに紛失してしまいそうな極小サイズです。
メスの部分にmicroUSBの端子を差込むだけで取付けは完了。
手持ちのmicroUSB-USBケーブルで、ライトニング搭載デバイスの充電および同期ができるようになります。
ライトニングケーブルは純正品が1種類、ライセンスを受けたサードパーティ製のケーブルも流通が本格化しておらず、選択肢が無いところに不便を感じるユーザーも多いはずです。
一方、microUSBのケーブルはバリエーションが豊富で、このアダプターでそれらを使うことができます。
100円ショップで購入した巻取り式のケーブルも使用できました。
注意したいのは、Lightningケーブルと比較すると、金属の端子は同じものの、根元の樹脂の部分が一回り大きいという点。
樹脂部分のサイズを計測したところ、Lightningケーブル(左)は「7.7 x 4.7 (mm)」、アダプターは「10.4 x 4.8 (mm)」でした。
この違いにより、ケースやバンパーの中には、アダプターを使用できないものがあります。
例えば、以前レビューを掲載した2種類のアルミ製バンパーでは、
- CLEAVE ALUMINUM BUMPER for iPhone 5 → OK
- SWORD5 → NG
という結果になりました。
先日レビューを掲載したiPad mini用のケース「Simplism Smart BACK Cover for iPad mini 」では問題ありませんでした。
ケースの中には正式発表前に設計されたものも多く、純正アクセサリーとの互換性も考慮されていない可能性があります。
価格は1,880円(税込)。
ケース・バンパーとの干渉にさえ注意すれば、手元にひとつあると便利なアイテムではないでしょうか。