たった10円で魚眼レンズ風写真をiPhoneで撮る方法

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iPhoneのカメラで、手軽に魚眼レンズを使用したような写真を撮影する方法を紹介します。

魚眼(フィッシュアイ)レンズは、超広角かつ周辺が歪んだ独特な写真を撮ることができ、ありふれた被写体でも面白くしていくれる魅力があります。

iPhone向けにも魚眼レンズが販売されていますが、少し遊んでみる為だけに購入するのも気が引けるかもしれません。

以下の方法を使うと、10円玉一枚で手軽に魚眼レンズ風の写真を撮影することができます。

たった10円で魚眼レンズ風写真をiPhoneで撮る方法

ステップ 1

10円玉を持って玄関に行きます。

ドアスコープ(覗き穴)にある溝に10円玉を合わせて回し、取り外します。

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ステップ 2

取り外したドアスコープを、iPhoneに固定します。

手で抑えたり、テープで固定することもできますが、下のような洗濯バサミがあると便利です(映り込む場合があるので注意)。

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ステップ 3

カメラアプリを起動し、レンズの位置が真ん中にくるように調整します。

ドアスコープはレンズまでの位置が遠いため、左のように小さく写ります。

ズーム機能を使って拡大し、タップでピントを合わせると、右のような写真を撮影できます。

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一般的なドアスコープは160°程度で、180°全てを撮影できる訳ではありませんが、魚眼レンズの雰囲気を楽しむことはできます。

もちろん、ビデオの撮影や標準以外のカメラアプリも利用できるので、応用範囲は広いのではないでしょうか。

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ドアスコープを使った撮影は古くから知られている手法のようで、検索すると携帯電話やコンパクトカメラなどでトライした例も数多くみつかります。

空や空間の広さを表現してみたり、レンズの歪み利用してペット鼻デカ写真を撮っても面白いかもしれません。

10円硬貨が1枚あればできるのぜひお試しを。(ドアスコープを戻すことを忘れずに)