iPadの小型版「iPad mini (仮称)」のバッテリーとされる画像が掲載されています。[source: MacRumors ]
情報のソースが明らかにされておらず、画像も2枚のみと少ないものの、ラベルの記述がアップルの他の製品とよく似ており、また形状が既にリークしているバックパネルとほぼ一致するとのこと。
とくに注目されるのはラベルの部分。
各種の認証マークが欠けているところから、テスト用または開発段階のものとみられます。
また、モデル番号「A1445」、アップルのパーツ番号「616-0641」とともに、「3.72V 16.7Whr 4490 mAh」という記述も読み取れます。
下は、これをもとにバッテリーの容量(Whr)を比較したもの。
iPad miniはRetinaディスプレイを搭載しないとみられており、スペック的には「iPad 2の画面を小型化したもの」とされています。
iPad 2の容量が25Whrであることから、このバッテリーはその約3分の2(66.8%)という計算になります。
これまでのiPadをみると、アップルは、インターネット閲覧・ビデオ再生・音楽再生で最大10時間目安にしているらしく、iPad miniもこれと同程度の駆動時間になると予想できます。
バッテリーを小さくできる理由のひとつには、画面の小型化が挙げられます。
iPad 2と対角線で比較すると約81%(7.85 / 9.7 = 0.81) 、面積だと約65%となり、ここでも約3分の2という値が出てきます。
同様に、消費電力の大きな割合を占めているプロセッサーも、何らかの省電力対策が施されている可能性がありそうです。
iPad miniについては、
- 10月23日に発表イベントを開催
- 7.85インチ(non-Retina)ディスプレイ
- ホワイトとブラック&スレートモデル
- 左右のベゼルが細いデザイン
- 第5世代 iPod touchに近いバックパネルのデザイン
- Lightningコネクタを採用
といった情報・噂がこれまでに流れています。
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