iPadの小型版「iPad mini (仮称)」の噂が絶えませんが、こんどは実物大のモックアップを撮影したとされる画像が掲載されています。[source: GottaBeMobile ]
画像はApple製品のサプライチェーン筋から入手した「エンジニアリング・サンプル」とされ、オレンジ色をした樹脂製(?)のモックのようなものが写っています。
公開されている画像は、iPadと重ねたもの、ドック周辺、ヨコから写したもの、の合計3枚。
ドック周辺を写した画像(下)からは、小型化されたドックコネクタと新しいデザインのスピーカーグリルを確認できます。
ヨコから見た画像は、比較のために新しいiPad(?)と並べてあり、より薄くなっていることが確認できます。
実際のパーツであればともかく、ただの樹脂製モックらしきものというだけではスルーしてもよい情報ですが、気になるのはそのサイズです。
iPadと重ねた1枚目の写真は斜めから撮影したものですが、これを独自に補正してみたところ、サイズはおよそ 203 x 138 (mm)となります。
これは、先日お伝えした「Nexus 7(198.5 x 120) とほぼ同じ高さで少し幅が広い」という情報とほぼ一致することになります。
もちろん、情報の出所が一緒なだけという可能性もありますが、未発表の製品を探るというパズルでは、整合性のある情報はそれだけで価値があるといえます。
iPad miniは、コンパクトになると同時に価格も引き下げられることが予想され、iPadのさらなる普及への起爆剤となる可能性があります。
アップルにとって、ライバルが増えつつあるタブレット市場でiPadの優位性を確実にする重要なモデルとなるはずで、今後も注目が集まりそうです。
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