アップルが、iOSの次期バージョン「iOS 6」のベータ3を開発者向けに公開したと伝えられています。[source: 9to5Mac ]
先月の開発者向けのイベント「WWDC 2012」で発表された「iOS 6」では、200以上の新機能・改良が加えられ、今秋のリリースが予定されています。
iOS 6では、地図アプリをGoogleからアップル自前のサービスに移行することが注目されていますが、当初貧弱と思われていた地図データもベータを重ねるうちに徐々に充実しつつあるようです(画像は9to5Macから引用)。
また、今回のベータ3では、iCloudのユーザーが「@iclould.com」のメールアドレスを取得できるようになっているとのこと。
アップルによるメールアドレスの提供はこれで、「@mac.com」「@me.com」につぎ3個目となり、ユーザーの混乱を招く要因となることも考えられます。
iOS 6の一般への公開は「今秋」と予告されていますが、9月とも10月とも予想されているiPhone 5発表のタイミングと合わせることは間違いなさそうです。
iOSのアップデートは、開発者向けにベータ版が先行して公開され、検証とリビジョンを経て一般に公開されます。
アップルが過去に、iOS(かつてはiPhone OS)のメジャーアップデートで公開したベータ数をみると、
- iOS 2:beta 8
- iOS 3:beta 6
- iOS 4:beta 4
- iOS 5:beta 8
となり、iOS 6もあと何度かベータを公開することが予想されます。
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