アップルがiPadの開発初期に作成したプロトタイプの画像が掲載されていました。[source: BuzzFeed ]
画像は、係争中のアップルとサムスンによる裁判の資料として使用されたもので、2002年〜2004年頃に作成された「035」と呼ばれるモックアップが映っています。
ポリカーボネート製のMacBookとよく似たデザインで、現行のiPadよりもかなり大きいサイズだったことがわかります。
下の画像はiPad 2と並べたもの。
厚さは0.75インチ(約19mm)ほどあり、iPad 2の倍ほどあるようです。
元の記事ではこの「プロトタイプ」が実際に動く(中身がある)かどうかには触れていませんが、細部までよく作り込まれている印象。
画面側の比較写真をみると、「035」の画面がかなり大きかったことが確認できます。
液晶部分だけでほぼiPad 2と同等の大きさがあり、12インチ程度はあるようです。
スティーブ・ジョブズは、iPadが発売された2010年のインタビューで、タブレットのプロトタイプからタッチパネルで携帯電話(後のiPhone)を作ること思いついたと話しており、このモックアップがすべての始まりだった可能性も考えられます。