「iOS 6」の新しい機能への対応状況をデバイス別に比較

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iOSの次期バージョン「iOS 6」の対応モデルには、iPhone 3GS以降・第4世代iPod touch・iPad 2以降が含まれています。

しかしながら、これら全てで「iOS 6」の新機能を利用できるわけではなく、モデルによって対応状況が異なるようです。[Source: 9to5Mac

WWDCの基調講演では、3Dのマップ、音声ガイドによるターン・バイ・ターンナビゲーションなどの新機能が華々しく紹介されましたが、アップルのiOS 6のサイトの小さな文字で書かれた注意書きをみると、モデル毎にかなり対応状況が異なることがわかります。

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それをまとめたのが下の表です(クリックで拡大)。

注:iOSの新機能のうち、モデルによって対応・非対応がある項目だけをピックアップしたものです。Facebookの統合をはじめ、全モデルが対応しているものは省略しています。

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さすがに最新モデルであるiPhone 4Sと新しいiPadは全ての機能に対応していますが、ひとつ前の世代となるiPhone 4やiPad 2では目玉となりそうな機能が利用できないことがわかります。

発売されて3年を迎えるiPhone 3GSが、いまだにサポートされていること自体が稀ではあるものの、それなりに制限されるという覚悟をしておいたよさそうです。

こららのサポート状況は今後変更される可能性もありますが、iOS 6と同時期の発売が予想される「iPhone 5」への買い替えを検討する際の参考にお役立てください。

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