アップルが、iPad・iPhone・iPod touch向けに、ソフトウェアアップデート「iOS 5.1.1」を公開。無料での配布を開始しています。
このアップデートに含まれる内容は次のとおりです。
- セキュリティ・アップデート
- “画面をロック”ショートカットを使用して撮影される写真にHDRオプションを使用するときの信頼性が向上
- 新しいiPadで2Gと3Gネットワークの切替ができない問題を修正
一定の条件下で、ビデオのAirPlay再生に影響を及ぼす問題を修正 - Safariブックマークとリーディングリストの同期の信頼性が向上
- 購入手続きの完了後に”購入できません”通知が表示される問題を修正
- iMessageで絵文字が正しく表示されない問題を修正
なかでも今回は、指摘されていたSafariの重大な脆弱性を修正するアップデートが含まれており、できるかぎり早く適用することをおすすめします。
【参考記事】iOS 5.1のSafariに脆弱性〜アドレスバーに偽のアドレスを表示可能
このアップデートの対象となる機種は、
- iPhone 4S
- iPhone 4
- iPhone 3GS
- 第4世代 iPod touch
- 第3世代 iPod touch
- 新しいiPad
- iPad 2
- iPad
となります。
アップデートは、
- Mac/PCに接続してiTunesから適用
- iOS 5から追加されたOTA(ワイヤレス更新)
のいずれかで行うことができます。
また、iOS 5より差分アップデートに対応しており、毎回OSのファイル全てをダウンロードするのではなく、変更された部分のみをダウンロードして更新できます。
OTAでのアップデートを行うには、
- Wi-Fi環境
- バッテリーの残量が50%以上、または充電中であること
の両方を満たしてることが条件となります。
OTAでアップデートを行うには、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」へ進み、「ダウンロードしてインストール」をタップし、画面の指示に従ってください。