一眼レフカメラ用のレンズを装着できるマウントが付いたiPhoneのデザインコンセプトが公開されていました。[source: Yanko Design ]
デジタルカメラの代わりにiPhoneで写真を撮影・共有する、というカメラライフはすっかり定着した感がありますが、レンズの交換ができない現状では、写真の楽しみの半分しか味わえていないといっても過言ではありません。
デザイナー・Jinyoung Choi氏による「iPhone Pro」と呼ばれるこのコンセプトモデルには、そのありきたりな名前からは想像できない、「一眼レフ用レンズを装着」という野心的な機能が盛り込まれています。
レンズ交換式の一眼レフ用レンズをマウントするためのアダプターを用い、本体とレンズとを一体化。
アダプターさえ用意すれば、異なるマウントに対応できるということでしょうか。
下の画像ではかなりバランスが悪いようにみえますが、実際に撮影する際は、左手でレンズをホールドしてあげれば安定しそうです。
また、このマウントを利用した、スタンド・スピーカー・プロジェクターを兼ねた付属品も考案されているようです。
デザインコンセプトのため、架空の数字ではありますが、
- 1.2Mピクセルの3Dカメラ
- 128 x 73 x 9.9 (mm)のサイズ
- 4.5インチ (1,280 x 800)のディスプレイ
というスペックが想定されています。
背面にはマウント以外になにもなく、何らかのレンズを装着しなければ普通に写真を撮影することすらできません(フロントカメラはありますが)。
決して万人向けでない仕様のため、「Pro (プロ)」という名前が付けられたのかもしれませんね。
あくまでコンセプトではありますが、手持ちのレンズが揃っている人には魅力的に映るiPhoneではないでしょうか。
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