『Dummy Defense 』は、限られた資材で構造物をつくる物理パズルです。
丈夫な建物・防護壁をつくり、爆弾・巨大ハンマー・落石などの脅威から、クラッシュダミーの「Melvin」を守るのが目的です。
開発元によるトレイラー動画がこちら。
既にApp Storeに公開されている『SimplePhysics 』と同じ開発者によるアプリで、画面をみて気づく方も多いかもしれません。
収録されている25のパズル面はひつめを除きロックされており、クリアするごとに次のレベル解除されるという仕組み。
25面と聞くと少ないように思えるかもしれませんが、それぞれ奥が深いためボリュームがあります。
最初のレベルは、画面にある爆弾の爆風から右側のクラッシュダミーを守るのが目的。
中央の方眼のような場所に防護壁を建設します。
指でなぞってタテ・ヨコ・斜めの線を描き、2次元の建物を構築します。
取消は左上の矢印。ハンマーをタップすると線を消すモードになります。
画面中央上に表示されているのは、使用した資材のコストと予算。
予算内で目的が達成できればクリア、よりコストを抑えることで、最大3つまで星が貰えます。
準備ができたら、右上の再生ボタンで実験を開始します。
再生モードでは、実際に爆弾が爆発し、物理法則から割り出された力が建物に加わります。
スローで再生したり巻き戻したりして、どのように壊れていくかを観察することが可能。
この結果を参考に、建物に手直しを加え再度実験する、を繰り返します。
次のレベルは、爆弾の代わりに巨大なハンマーが画面右から落ちてきます。
なかなか上手くいかない場合は、ヒートマップ表示に切替え、力がどこに集中しているかスロー再生でみるのもおすすめです。
その他のレベルも、崖から岩石が転がり落ちてきたり、
バスケットボール大の雹(ひょう)が降ってきたりと、それぞれ特徴があり、まったく違う構造の建物が必要とされます。
さらに進むと、「Melvin」(左)守りつつ「Kelvin」(右)にダメージを与えるなど、次第に複雑になってきます。
このアプリのベースとなっている『SimplePhysics 』がシミュレーションの要素が濃かったに対し、このアプリはよりパズル性が高く、難易度もちょうどよく設定されています。
「作っては壊す」という試行錯誤が好きな方は、かなり楽しめると思います。
Dummy Defense
ゲーム:27.1 MB
価格:¥85
対応:ユニバーサル
開発:Jundroo, LLC