iPadの次期モデル「iPad 3 (仮称)」は、アップルが3月7日(日本時間8日未明)に開催するイベントでの発表が予想されています。
中国のサイトが、この「iPad 3」のパーツを入手し、実際に組み立ててみた動画を公開しています。[source: M.I.C. Gadget ]
動画を公開したのは、アップル製品のモックアップなどの記事で知られる上海をベースにしたApple系のサイト。
地の利を生かしたネットワークにより、発売前の「iPad 3」のパーツを複数入手し、その組み立てに挑戦しています。
まずはフロントガラス(ホワイトモデル)のパーツ。
ホームボタンが無くなるといったあまり信憑性のない噂もあったようですが、ボタンはしっかりと存在しています。
こちらはドックコネクター・ケーブルのパーツ。
比較はされていないものの、現行のものとは形状が異なっています。
そして注目されるバックパネルのパーツ。
iPad 2のものと酷似していますが、厚さおよびエッジのカーブなどに変更がみられるとのこと。
これらのパーツを組み合わせたのがこちら。
それぞれのパーツの出所は不明ですが、ピッタリのフィットしている様子から、本物(またはそのサードパーティ製部品)である可能性が高いと考えられます。
バックパネルに変更が加えられているものの、既存のiPad 2用「スマートカバー」は、そのまま使用できるようです。
動画では、「iPad 2」との比較も行っています。
iPad 2よりもカメラのホールが大きくなっていることから、レンズおよびセンサーの解像度アップなどが期待されます。
iPad 2に比べ厚みが0.8mmほど増加している点も、これまでに流れている情報と一致しています。
そして実際の動画がこちら。
外装パーツが中心なため、カメラの改良を除き、スペックについてのヒントを得ることはできませんが、「iPad 3」はほぼこの形状で発売されるとみて間違いなさそうです。
デザインの変更を極力抑えているだけに、中身(スペック)でのサプライズに期待したいところです。