開発者向けにすら公開されていない「iOS 5.1ベータ」のリリース候補バージョンを入手したとするサイトが、Siriの設定に日本語が追加されていることを確認した模様です。[source: BlogtoiPhone via MacRumors ] (上の画像はイメージ)
iPhone・iPod touch・iPadのオペレーティング・システム「iOS」は、次のバージョン「iOS 5.1」の公開へ向け、昨年11月から開発者向けにベータ版が配布されています。
「iOS 5.1ベータ」は年末年始にかけて順調にリビジョンを重ねていましたが、2012年1月10日の「ベータ3」を最後に、1ヶ月以上に渡り動きがありませんでした。
これに対し、情報のソースとなったサイトは、「iOS 5.1」の「pre-GM」(最終版のリリース候補)を入手したとし、スクリーンショットと共に変更点を掲載しています。
そのひとつが、音声アシスタント「Siri」の設定画面に「 japonés (日本語)」が追加されているというもの。
もう一点は、「iOS 5.0」のロック画面でホームボタンを2回押すと現れるカメラ起動アイコンが、常に表示されているという仕様への変更。
このアイコンからカメラの起動するには、タップではなく上方向にスライドするようです。
左から右でロックを解除、下から上でカメラ起動と、スワイプする方向を90°変えることで誤動作を防ぐ狙いかもしれません。
情報の入手経路は不明ですが、「iOS」のGMまたはそれに近いバージョンが、キャリアなどへテスト用として既に配布されている可能性も十分あり、またその内容からも一定の信憑性があると考えられます。
「iOS 5.1」のリリースは、「iPad 3」の発表または発売の前後、そして同時にSiriの日本語対応が追加されると予想されます。
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