自由に夜空を眺めながら、宮沢賢治氏の世界に浸れるスノードーム風アプリ『星めぐりの夜』

12/29/2011

『星めぐりの夜
』は、童話作家・詩人の宮沢賢治氏の世界観をモチーフにした、いまの時季にぴったりのスノードーム風のアプリです。

代表作の断片を収録し、自由に夜空を眺めながら、独特の魅力にあふれた氏の世界に触れることができます。

アプリを起動すると、森に囲まれた雪が舞う夜の草原に、宮沢氏を思わせる一人の男性が星空を見上げながら佇んでいる幻想的な画面になります。

氏は音楽に深い関心を持ち、自身が作詞作曲した歌をいくつか残していることでも知られていますが、中でも有名な「星めぐりの歌」をベースにした曲が、本アプリのBGMとして流れます。

スワイプ操作で、さまざまなアングルから男性の姿を見ることが可能です。

上にスワイプすると、下からのアングルの後に男性にズームします。

画面に浮かぶカラフルな星をタップすると、氏の作品の断片を表示します。

気になる作品は、「青空文庫で読む」をタップすると、Safariを起動して「青空文庫」にある作品を開き、全文を読むことができます。

ちなみに「星めぐりの歌」という曲の歌詞の一部は、本アプリにも収録されています。

上に挙げた「双子の星」「銀河鉄道の夜」の作品中にも登場し、夜空の幻想的なイメージに満ちた歌詞で親しまれています。

すでに何度となく作品を読んできた方も、あらためて読み返したくなるアプリではないでしょうか。

ファンの方はもとより、作品を読んだことがない方も、この機会に宮沢賢治氏の世界に浸ってみてはいかがでしょう。