Digitimesが、アップルがiPad 2用の液晶パネルの調達量を削減し、iPad 3(仮称)用のパネルの調達をはじめている、と伝えています。[source: Digitimes ]
記事によると、アップルはサムスン・LG・CMIの3社から供給を受けている9.7インチのiPad 2用液晶パネルを、2011年第4四半期は削減するとみられるとのこと。
3社からのパネルの調達量は、9月の300万枚から10月は250万枚に減少しているとも伝えています。
アップルは第3四半期に、液晶パネルをはじめとするiPad 2用のパーツを1,500〜1,600万台分調達しており、販売実績から推測すると400〜500万台分の在庫が確保されているようです。
この理由として記事では、サムスンとシャープが、10月にiPad 3用の液晶パネルの出荷を開始していることを挙げており、アップルが既に次世代のiPad製造用に部品の確保を開始していると考えられます。
iPad 3(仮称)に関する情報・噂は現在のところ乏しく、
- 小型化されたドックコネクタの採用(source: Macお宝鑑定団)
- 解像度の変更
などに限られています。
これまでのiPadの発売日(米国)をみると、初代iPadが2010年4月30日、iPad 2は2011年3月11日となっており、年明けのiPad 3生産開始に向け、歩留まりの問題が出やすいパネルから在庫の確保を開始しているのかもしれません。