アップルが、10月12日(水)よりiPhone・iPod touch・iPad向けに「iOS 5」「iCloud」を公開すると発表しました。
「iOS 5」には200以上の新たな機能が追加され、主なものでは
- Mac/PC無しで使える「PC Free」
- アプリからの通知をまとめる「通知センター」
- リストやタスクを管理できる「リマインダー」
- TwitterのOSへの統合
- 購読した新聞・雑誌などをまとめる「Newsstand」
- iPod touch・iPadユーザーを含むiOSデバイス同士で使える「iMessage」
- その他カメラ・Safari・メールなどの改良
などがあります。
なかでも、Mac/PCへの接続なしにOSのアップデートやバックアップ(後述のiCloud)が可能となる「PC Free」は、最大の進化といえるかもしれません。
ワイヤレスで全てが行えるという利便性の向上だけでなく、母艦となるMac/PCを持たない層への販売が可能になることで、潜在的なマーケットが拡大することになります。
「iCloud」では、アップルが用意するクラウド上のストレージに、楽曲・ドキュメント・写真・バッックアップなどをのデータを保存。
複数のiOSデバイスからシームレスに利用することが可能になります。
5GBの容量が無償で提供され、必要に応じてアップグレード(10GB 1,700円、20GB 3,400円、50GB 8,500円/年)することもできます。
所有している楽曲をクラウド上に置き換える「iTunes Match」は、10月末にUSで先行してリリース。国内での公開は未定です。
「iOS 5」は、iPhone 3GS以降、第3世代iPod touch以降、初代iPad・iPad 2に対応し、無償でダウンロード・アップデートすることできます。
デバイスを買い替えることなく、アップデートの度にどんどん便利になるのがiOSデバイスの魅力かもしれません。
1週間後のリリースを楽しみに待ちたいところです。