『Tiny Heroes
』は、タワーディフェンスの名作『GeoDfence』のクリエイターによる最新のディフェンス・ゲームです。
お城の中の財宝を守るという設定により、ダンジョンの壁と通路で、敵の動きとタワー(武器)の設置場所に制約があり、奥が深くやり込み甲斐のあるゲームです。
まずは開発元のトレイラー動画で、ゲーム雰囲気をご確認ください。
ゲームのモードは、ステージを順番に攻略していく「CAMPAIGN」と、すでに攻略したものを再度プレイする「QUICK PLAY」の2つがあります。
このゲームでは、自分がダンジョンに潜む怪物側となり、正義の見方である「heroes (ヒーロー)」が敵という、通常とは逆の設定になっています。
ヒーローは、画面左側からダンジョンの中へと、ウェーブ(攻撃の波)を仕掛けてきます。
ゲームの目的は、ダンジョンの右奥にある財宝を、攻め込んでくるヒーロー達から守ること。
財宝が1つでも城の中に残っていることがクリアの条件です。
クリアには3つのレベルがあり、終了時に全ての財宝が保管部屋にあれば3つ星、ダンジョン内にあれば2つ星、1つでも外に出た場合は星は1つとされます。
ゲームを開始する前に、使用するタワー(武器)を選択します。
タワーの左上にある数字は、それを設置する際に必要な「Mana」と呼ばれる通貨の数。
タワーは弓矢やカタパルトのような飛び道具をはじめ、床から飛び出す槍やトラップ、ヒーローを追いかけて攻撃する「Gork」など、ユニークなものが揃っています。
ステージをクリアする毎に新しいタワー追加されていき、最終的には35種類もの中から選択できるようになります。
ゲームがスタートしたら、画面の右上にあるManaの範囲内でタワーを設置します。
武器を投入する場所とタイミングが勝負を左右するため、敵に合った戦略を考える必要があります。
うかうかしていると、防御ラインをすり抜けたヒーローが、財宝の部屋にまで達してしまいます。
しかしながら、ゲームの目的はあくまで財宝を城から出さないことなので、財宝を持ったヒーローの帰り道を狙う、というチャンスも残されています。
ある程度の広さがあれば、弓矢を並べて一気に倒し、敵に反撃のチャンスを与えないという戦略が有効です。
しかしながら、狭い場所では壁を上手に利用した配置を考える必要があります。
タワーをグレードアップするという概念は無く、攻撃を受けたものは修復をするか、Manaを使って新た投入することが求められます。
設置場所やManaの数という制約のなかで、いかに強固な防衛ラインを構築するかが、このゲームの難しさでもあり、また醍醐味でもあります。
敵の種類も豊富で、魔法を使うものやトラップを破壊するものなど、攻撃方法や移動スピードも様々です。
敵の個性に合わせて、設置するタワーを慎重に選ぶことが重要です。
はじめの数レベルは非常に簡単ですが、レベル10を過ぎたころから面白さが増してきます。
豊富な敵と武器、よく練られたレベル、そしてゲームバランスという、ディフェンス系ゲームの3要素が揃っており、時間を忘れてプレイできる作品だと思います。
タイトル | Tiny Heroes |
---|---|
カテゴリ | App Store > ゲーム |
開発 | Simutronics Corp |
対応機種 | iPhone・iPod touch (iPad互換) |
価格 | 250 円 |