電子顕微鏡でみた美しく神秘的な昆虫たちの写真集『Mini-Monsters』


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Mini-Monsters
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』は、電子顕微鏡を使って撮影した昆虫達の写真集です。

電子顕微鏡の写真家・Steve Gschmeissner氏が、身の回りに住む昆虫を捕らえた500点以上の作品を収録。

肉眼ではみることができない、「小さなモンスター」達の、美しく不思議な世界を垣間みることができます。

(注意:スクリーンショットを多く含みます。昆虫が苦手な方はご注意ください)

収録されている画像のほとんどは、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影したもので、背景から区別するため、また見やすいように着色されています。

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日本語化されていないものの、画像がメインのコンテンツなので問題ないはずです。必要な方は英和辞書があるとより楽しめると思います。

インデックスは昆虫の名前の頭文字で分類されています。昆虫の名前をタップすると、サムネイルが表示されます。

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下は「Bluebottle Fly (青蠅)」を正面からみたところ。

体に生えている毛がはっきりと確認できます。ピンチアウトするとさらに拡大してみることも可能。

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こちらは平たい顔が特徴的な「Psyllid (キジラミ)」の一種。

体の表面の模様や複眼までみえます。

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上の青蠅の幼虫(俗にいうウジ虫)の顔。

まさにモンスターと呼ぶにふさわしい顔つきです。

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画面右下の「i」というボタンをタップすると、解説文(英語)が表示されます。

下は「マイクロチップを運ぶアリ」という作品のもの。

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昆虫全体だけでなく、体の一部を撮影した画像も収録されています。

下はハチの針を拡大したもの。

先が鋭いのはもちろんのこと、刺した後に抜けないように「かえし」があるのが確認できます。

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これは「Fregate Beetle (フリーゲートビートル)」の触覚を拡大したもの。

串に刺したイチゴのようにもみえます。

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なかには「Sheep Tick (羊ダニ)」のように、ちょっと滑稽なムシの画像もあります。

下は通常の状態。

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そしてこちらが血を吸ってパンパンに膨らんだ羊ダニ。

人畜に有害なムシですが、こうしてみるとちょっと可愛らしく思えてきます。

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収録されている点数が膨大なため、特定の昆虫を探す際は検索機能が便利です。

食性や足の本数などで絞り込みをすることもできます。

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また、画像の中には、一定のパターンが繰り返されているものが多くあります。

昆虫について知るだけでなく、デザインなどのヒントになるものをありそうです。

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美しい画像を楽しめるのはもちろん、小さいながらも一生懸命に生きている昆虫達に対するイメージも変えてくれそうです。

とくにお子さんがいる家庭では、自然の神秘や命の大切さを伝えるよい教材となるかもしれません。

タイトル Mini-Monsters
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カテゴリ App Store > レファレンス
開発 3D4Medical Partners, LLC
対応機種 iPad
価格 250 円