アップルが、iPhone・iPod touch・iPad向けの次期OS「iOS 5」のベータ7を、開発者向けに公開した模様です。[source: 9to5Mac]
iOSのメジャーアップデートでは、開発者向けにベータ版を公開し、検証と修正を重ねた後、安定したバージョンが一般向けにリリースされます。
「iOS 5」は、「iClould」 への対応をはじめ、200以上もの機能が追加される大掛かりなリリースとなるため、ベータ版のリビジョンの回数が増えているようです。
WWDCで発表されている「iOS 5」の主な機能をまとめると、
- ロック画面での確認など、通知機能を進化させた「Notification Center」
- 新聞・雑誌などの購読ベースのコンテンツに向けた「Newsstand」
- タスク管理機能「Reminders」
- TwitterをOSに統合、Safari・カメラ・写真アプリなどから直接投稿
- タブ・ブラウジング機能に対応したSafari
- ボリュームボタンでカメラのシャッター
- メールがリッチテキストに対応、文字の装飾が可能
- ゲームセンターで写真・アバターの追加が可能
- IOSデバイス向けのメッセージングアプリ「iMessage」
- Mac/PCなしで使えるようになる「PC Free」
- ワイヤレスでの同期・ソフトウェアアップデート
- iCould対応(一部機能をベータ公開中)
- iPadでのマルチタッチ・ジェスチャー
- iPad 2の画面をそのままAirPlayで転送・表示する「ミラーリング」
などがあります。
iOSのテストでは、GM(Golden Master)とよばれる最終バージョンが開発者向けに公開された後、一般へとリリースされます。
「iOS 5」は、今月または来月にも発表されると噂の、次期iPhone「iPhone 5 / 4S (仮称)」にも搭載されると予想され、ベータテストの進捗が注目されます。