ナイキから発売されたGPS機能付き防水腕時計『Nike+ SportWatch GPS
』を購入、試してみました。
年明けの発表時から注目していた製品ですが、国内発売は10月(予定)とのことなので、先行して発売された海外から取り寄せてみました。
【追記】アマゾンのレビューに国内販売は来年以降に延期された模様です。
こちらが製品の概要をまとめたプロモ動画。
GPSと『Nike+ iPod Sensor
』の受信機能などが腕時計タイプの筐体にコンパクトにまとめられており、着けているだけでランニング・ウォーキングのコース・ペースを記録してくれます。
おもな特徴をまとめると、
- TomTomの協力によるGPSトラッキング機能
- Nike+センサーとGPSの両方またはどちらかでも利用可能
- トレーニングを妨げない軽さ(約66g)
- 内蔵のUSBコネクタでMac/PCに直接接続
- オプションのセンサーで心拍数の記録も可能
- 夜間でもみやすいバックライト付き
- 防水
といったところ。
パッケージの内容は、本体・マニュアル・Nike+センサー・USBケーブルです。
腕時計としては若干大きめのサイズですが、重さが約66gと軽いため、普段時計をしているひとであれば気にならないでしょう。
デザインは好みが別れるところですが、トレーニングウェアと合わせやすいといえるかもしれません。
操作は側面にある3つのボタンで行います。
ベルトと本体は一体化されており、またベルトのサイズ調整はできません。
しかしながら、調整の幅が広く、かなり腕の細い人・太い人でも使えるはずです。
ちょっと面白いのが、ベルトの先端部分にUSB端子が隠されているところ。
トレーニングが終わったら、Mac/PCに直接挿してデータをアップロードできます。
USBポートに手が届きにくい場合は、付属のUSBケーブル(延長タイプ)を使うこともできます。
バッテリーの充電もUSBポートから行います。
約2時間でフルチャージ。約9時間のランニングまで記録することができます。
Mac/PCに接続するには、無料で配布されている専用のアプリケーションをインストールしておく必要があります。
このアプリから、トレーニングデータのアップロード、プロフィールの設定、ファームウェアのアップデートなどを行います。
時計の時刻合わせも、Mac/PCから自動で行われます。
液晶画面はサイズが大きく視認性が高いため、走りながらでも凝視すること無くデータの確認ができます。
GPSおよび靴底に埋め込む『Nike+ iPod Sensor
』の両方に対応し、GPSが届かない場所でも走行距離を記録してくれます。
また、センサーの補正(キャリブレーション)は、GPSデータを使って自動で行われるとのこと。
実際に屋外で使用してみました。
GPS衛星の補足に30秒程度かかるため、準備体操・ウォーミングアップ時から、リンクをはじめておいた方がよいかもしれません。
トレーニング中は、上下のボタンで表示を、走行距離・ペース・カロリー・経過時間・時刻への切り替えることができます。
トレーニング終了後、Mac/PCに接続すると、データが自動でアップロードされます。
ナイキのサイト上で、走行ルート、ペースのグラフなどを確認できます。
iPhoneとアプリ『Nike+ GPS
』(レビューはこちら)でも記録ができますが、重くてかさばる上、雨や汗の影響を考えると、決してトレーニングに向いているわけではありません。
なるべく身軽で走りたい、少々の雨なら休まない、という方にピッタリといえます。
価格は未定ですが、米国で$199で販売されていることから推測すると、20,000〜25,000円あたりになりそうです。
発売まで待てないという方は、アマゾン
などで販売されている並行輸入品(20,000円前後)をチェックしてみるという手もあります。
【追記】アマゾンのレビューに国内販売は来年以降に延期された模様です。
ランニング・ウォーキングを趣味とするひとには、魅力的な製品ではないでしょうか。
製品名 | Nike+ SportWatch GPS |
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製造 | Nike | ||
重量 | 約66g | ||
ショップ | アマゾン ・楽天市場 |