発表が間近に迫っていると噂の「次期iPhone」に関連するリークが止まりません。
昨日のミドル・フレームに続き、今回はプロトタイプのバックパネルとされる画像が公開されています。[Source: MacPost ]
バックパネルのデザインはiPhone 4とほぼ同じで、「N94」「EVT2」「2011 06 07」との刻印を確認することができます。
アップルは、製品名とは別に社内用のコードネームを使うことで知られ、歴代のiPhoneでは、
- 初代iPhone:M68
- iPhone 3G:N82
- iPhone 3GS:N88
- iPhone 4 (GSM):N90
- iPhone 4 (CDMA):N92
などが用いられています。
この「N94」が、iPhone 4の廉価版とされる「iPhone 4S (仮称)」を指すのか、それとも新デザインを採用する「iPhone 5 (仮称)」なのかは不明ですが、新モデルのプロトタイプのひとつであることはほぼ間違いなさそうです。
「EVT」は「Engineering Verification Test」の略で、数字は2回目のリビジョンであることを意味します。
EVT・DVT(Developer)・PVT(Production)と進むアップルのプロトタイプ・ステージの初期の段階であると推測されます。
また、これとは別のソースから入手したとされるロジック・ボードの画像がこちら。
iPhone 4用のロジックボードと同じ形状ですが、プロセッサー(中央上の黒い部分)が正方形ではなく、長方形をしているようです。
よって、iPhone 4などに採用されているシングルコアの「Apple A4」は正方形、iPad 2に採用されているデュアルコア・プロセッサー「Apple A5」は長方形をしており、後者が採用されている可能性もあります。
パックパネルと同様に、このロジックボードも「iPhone 4S」「iPhone 5」のどちらに属するのか、はっきりとしたことはわかりません。
噂では、アップルが「iPhone 4S」と「iPhone 5」の準備を同時に進めているとされていますが、iPhone 4とほぼ同じデザインのパーツの流出が続いており、9月・10月に発売されるモデルは「iPhone 4S」のみとなることも考えられます。