iPhone廉価版「iPhone 4S (仮称)」のパーツとされる画像が掲載されています。[source: MacRumors ]
アップルが、次世代のiPhone「iPhone 5 (仮称)」と同時に、iPhone 4の廉価版の準備を進めているとの噂は以前からありましたが、公開された画像はそのパーツ(ミドル・フレーム)とみられています。
画像は、MacRumorsが英国のiPhone・IPod修理サイトiPatchiPodsから入手したもので、iPhone 4のデザインほぼそのまま継承しつつ、アンテナなどの一部デザインが変更されているとのこと。
現在販売されているiPhone 4は、GSM版(国内モデル)とCDMA版(ベライゾン向け)の2種類が存在し、アンテナの役割を担う側面のメタルバンドに、前者で3つ、後者では4つのギャップ(切れ目)があります。
この画像にあるフレームには、このギャップが2つのみに変更されています。
また、本体下側のフレームにあるホームボタン用の部分も変更されており、ボタンの形状または形式が変更される可能性もあるようです。
アップルはこれまで、旧モデルの価格を下げることで低価格モデルへ需要に応える戦略をとってきましたが、廉価モデルをあえて別で用意するのは、中国・インド・南米などの巨大な市場への本格参入への準備とも考えられます。
iPhoneの次期モデルについては様々な噂・情報があり取捨選択が難しいものの、現在のところは、この「iPhone 4S」と新モデル「iPhone 5」を9月・10月頃にリリースとする見方が大勢を占めているようです。