アップルが、iPhone・iPod touch・iPad向けの次期OS「iOS 5」のベータ6を、開発者向けに公開しました。[source: MacRumors ]
OSのメジャーアップデートでは、開発者向けにベータを提供し、検証・修正を行うというサイクルを数回重ねた後、一般へ公開されるのが通例となっています。
「iOS 5」では、200を超える機能が追加され、「今秋」のリリースが予定されています。
これまでの例を振り返ると、iOSのメジャーアップデートは、新機種の投入と同時に行われてきました。
よって、「iOS 5」の公開と同時に、次期モデル「iPhone 5 / 4S (仮称)」が発売されることも十分考えられます。
- iPhone OS 1.0 (2007年7月公開) – 初代iPhone
- iPhone OS 2.0 (2008年7月公開) – iPhone 3G
- iPhone OS 3.0 (2009年6月公開) – iPhone 3GS
- iOS 4.0 (2010年6月公開) – iPhone 4
- iOS 5.0 (2011年秋公開予定) iPhone 5 (4S) ?
そこで注目されるのが、「iOS 5」のベータがあと何回続くのか、という点です。
これについても、過去のバージョンでのベータ公開回数を調べてみると、
- iPhone OS 2.0:8 回
- iPhone OS 3.0:5 回
- iOS 4.0:4 回
- iOS 5.0:6 回 (現在まで)
で、平均すると6.7回となります。
他のバージョンとの比較に意味があるかどうかは議論の余地がありますが、「iO 5」がそろそろGM(最終版)へと近づいている、と推測することもできます。
「iOS 5」では完全に「PC Free」となり、Mac/PCが無くても購入・使えるようになるため、iOSデバイスの販売がさらに加速するとが予想されます。
アップルとしても、次期iPhoneでは「PC Free」を前面に出した販促を行うと考えられ、「iOS 5」の進捗に注目したいところです。
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