アップルが、iPad・iPhone・iPod touch向けに、ソフトウェアアップデート「iOS 4.3.5」を公開。無料での配布を開始しています。
「iOS 4.3.5」は、証明書の検証に関するセキュリティの脆弱性を修正するもので、新しい機能は追加するものではないようです。
前回(4.3.4)からわずか10日という短さでのアップデートとなりますが、セキュリティー関連のアップデートは重要なため、できるかぎり早く作業を行うようにしましょう。
アップデートの対象は、
- iPhone 4
- iPhone 3GS
- iPod touch (第4世代)
- iPod touch (第3世代)
- iPad 2
- iPad
となります。
ソフトウェアのアップデートは、数百MB(iPhone 4の場合で666.6MB)あるファームウェアのダウンロード、バックアップなどを含み、予想以上に時間がかかる場合があります。時間に余裕を持って行うようにしましょう。
秋に公開が予定されている「iOS 5」では、変更箇所のみをダウンロードしてインストールする、「差分アップデート」が導入されるため、作業時間が短縮されることが予想されます。
ソフトウェア・アップ
デートの手順
まず、iTunesのバージョンが最新であることを確認します。
iTunesのインストールされたPC/Macに接続し、iTunesの「バージョン」のセクションにアップデートの情報があることを確認した上で、「アップデート」のボタンを押します。
指示に従って進むと、アップデート・ソフトウェアのダウンロード、バッックアップ、インストールが自動的に行われます。