iPhoneからガンダムまで、あらゆるものがコピーされる中国で、こんどは「偽アップルストア」が次々と出現しているようです。[source: BirdAbroad via Gizmodo ]
画像が撮影されたのは、中国南部雲南省昆明市の「ストア」で、店内のインテリアやディスプレイを観る限り、アップルストアと変わらないようにみえます。
螺旋階段や壁に飾られたiPodのポスターなどもあり、雰囲気はアップルストアそのもの。
働いている店員は、お揃いのアップル・ロゴ入りT-シャツにネームタグを首から下げ、フレンドリーな接客(?)もいかにもアップルといった印象です。
しかしながら、アップルのサイトによると、中国にあるアップルストアは、北京に2つ、上海・香港にそれぞれ1つ、合計で4店舗しかないことになっています。
つまり、よくできた「偽アップルストア」という訳です。
この画像を撮影した旅行者によると、客はもちろんのこと、中で働く店員ですら、この店がニセモノだと気づいていないようだ、とのこと。
よくよくみてみると、「Store」のスペルが間違っていたり、古い製品のポスターが貼られているなど、正規ではないと判る「ヒント」がいくつもあるようですが、気づかない人がほとんどかもしれません。
このような店は珍しいわけでなく、10分で歩ける範囲に同様の「ストア」がさらに2店舗あったそうです。
画像でみる限り、扱っている製品はアップル製のようですが、中国でアップル製品を買うときは、気をつけた方がよいかもしれません。