あまり手間をかけることなく、iPhoneのパスコードを予想しにくくする方法を紹介します。
iPhone(iPod touch・iPadも)のパスコードをオンにした場合、デフォルトでは「簡単なパスワード」(4桁の数字)に設定されます。
先日の記事などを読んで4桁の数字に不安を覚えた方は、「簡単なパスワード」をオフにし、アルファベットを混ぜた複雑なコードを使うこともできますが、入力画面にフルキーボードが表示され、入力が煩雑になるというデメリットがあります。
そこで、「簡単なパスワード」をオフにしつつ、あえて数字のみのコード(4桁以外)に変更してみます。
実は、数字のみを使った場合、パスコードの入力画面はフルキーボードではなく、テンキーで表示されるのです。
「簡単なパスワード」がオンの場合(左)と、オフにして数字のみを使った場合(右)を比べると、入力窓に違いがあることがわかります。
オンの場合はパスコードが4桁に固定され、オフにすると文字数を1桁以上で自由に決めることができるためです。
この方法を使うと、
- テンキーなので片手でも入力しやすい
- 桁数を自由に決められるため予想されにくくなる
- 裏をかいて1桁や2桁も可能
といったメリットがあります。
よって、心配な方は桁数を増やし、入力が面倒だなぁと思うひとは3桁に減らすなど、ニーズに合わせて、セキュリティーと利便性のバランスを調節することができます。