『Star Walk
』は、満天の夜空をシミュレーションするアプリです。
画面を空に重ね合わせ、楽しみながら目にしている星について学ぶこともできます。
iPad用には『Star Walk for iPad
』があります。
(この記事はゲストライターのTom氏が執筆しました)
『Star Walk
』を起動すると、GPSなどを利用して現在地を特定し、日の出/日の入りの時刻、月の満ち欠けなどの情報を確認できる「スカイライブ」を表示します。
「スカイライブ」を閉じると、現在の星の様子をイラストで表示します。
画面をスクロールして、方角や視点を移すことができます。
画面右上の時計のアイコンをタップすると、時間の流れを早めたり、過去へ遡て、星の軌跡を見られます。
傾きセンサーを利用し、見上げる角度に応じて星空の様子が変化します。
電子コンパスを搭載した機種では、「Star Spotter」機能が働くため、スクロールしなくても端末を向けた方角にある星を表示可能です。
位置を固定する場合には、画面をタップします。
画面右上のアイコンをタップすると内蔵カメラが起動し、実際の星空に『Star Walk
』の画面を重ね合わせ、目にしている星座を確認できます。
星座、太陽系の惑星、星などの検索機能も備えており、画面左下のルーペのアイコンをタップすると画面が切り替わります。
地平線の下に隠れて現在目にすることができないものは、グレーで表示されます。
検索した項目をタップすると、『Star Walk
』の画面に表示します。
ここでは「いて座」を検索していますが、「Star Spotter」機能が動作している場合には、矢印で検索した対象がある方向を示します。
実際に夜空を見ている時に、この機能を使えば目的の星をすぐに見つけられます。
左上の「i」ボタンをタップすると、選択した星や星座の解説を表示します。
下までスクロールするとWikipediaへのリンクが用意されており、内蔵ブラウザで日本語の記事を読み、知識を深めることができます。
画面右下のボタンをタップすると、そのほかのオプションを表示します。
「今日の写真」では、Webで公開されている宇宙飛行士やアマチュアが撮影した実際の天体画像を閲覧できます。
気に入った画像があればカメラロールへ保存も可能で、リンクをTwitterやFacebookで共有することもできます。
「位置」を選択すると、3Dの地球に現在地を表示します。
地球をドラッグして任意の都市を選択すると、その場所から見た星空を表示することができます。
iPhoneに搭載されている傾きセンサー・電子コンパスなどを積極的に利用し、楽しみながら天体観測をできるアプリです。
わかりやすいインターフェースであるため、大人だけでなく、小さなお子様にも喜ばれると思います。
タイトル | Star Walk |
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カテゴリ | App Store > 教育 |
開発 | Vito Technology Inc. |
対応機種 | iPhone・iPod touch (iPad 互換) |
価格 | 250 円 |