現地時間2011年3月2日午前10時(日本時間 翌3日午前3時)から開催が予定されている、iPadの次期モデル「iPad 2 (仮称)」に関する情報・噂をまとめてみました。
アップルは、イベントの内容およびiPadの次期モデルの存在すら事前に発表しておらず、下記の情報はこれまで流れた情報を元に、予想される「iPad 2」のスペックを列挙したものです。
それぞれの情報の信憑性についての保証はなく、あくまで「噂」としてお楽しみください。
1. 2つのカメラを搭載
「iPad 2」では、フロントおよびバックにそれぞれカメラを搭載することが予想されています。
ケースやフィルム、モックアップなどで裏付けられており、またアップルが「FaceTime」の普及を強力に進めていることなどから、極めて確率が高い情報と考えられます。
2. 薄い筐体・フラットな背面
モックアップやリークしたケースなどから、筐体が現在よりもかなり薄型になると予想されています。
薄くなることで軽量化が進むことが考えられ、現行モデルが「重過ぎる」と感じていたひとにとっては朗報となりそうです。
また、第4世代のiPod touchのように、背面がフラットな形状になる可能性が高いようです。
3. 大型スピーカー
リークした複数のケースで、本体の下にあたる部分にこれまでに無い切込みがあることが確認されています。
SDカードスロットとの情報もありましたが、現在では音質向上を狙った大型のスピーカーグリル、が追加されるとの見方が大勢を占めているようです。
4. デュアルコア(A5)搭載
この情報については証拠や証言があるわけではなく、単なる予想でしかありませんが、アップルがA4プロセッサーの後継として、デュアルコアの「A5 (仮称)」を用意しているとの噂はかねてからあります。
アップルが「iPad 2」に載せてくる可能性は低いと考えられますが、決してゼロとは言いきれません。
5. GSM/CDMA 対応
先日のベライゾンへのiPhone提供により、今後のiPhone・iPadのハードウェアには、GSM/CDMAの両ネットワークに対応したチップが搭載されることが予想されています。
6. 128GBモデルの追加
下はCES2011の会場で展示されていたモックの画像。
希望的観測でしかありませんが、電子書籍などによって大容量化への要望は高まっていおり、ハイスペックモデルとしての投入の可能性も少なからずありそうです。
7. Retinaディスプレイ
この情報は「iOS 4.3ベータ」に含まれていた画像から、iPadの解像度が4倍になる、と予想したものですが、その後それをサポートする証拠や情報がなく、少なくとも今回は見送られるとする意見が多いようです。
8. 7インチモデルの追加
台湾のDigiTimesが報じたもので、有機ELを採用するとも伝えられています。
アップルが新しいフォームファクターを模索していることは間違いないはずですが、その後情報がなく、今回の発表に含まれる可能性は低いと考えられます。
9. ホワイトモデル
下は、中国からリークした「iPad 2」用とされるガラスパネル+デジタイザーの画像。
工場から流失した正規のパーツなのか、単なるカスタム用パーツなのかの見分けはつきません。
その一方で、目玉が不足しているとされる今回の発表で、ひとつの話題となることは確かかもしれません。