アップルが、3日未明にメディア向けのイベントを開催。iPadの新しいモデル「iPad 2」を発表しました。
「iPad 2」の特徴をまとめると、
- デュアルコアを搭載したA5チップを搭載
- 演算速度が最大2倍、グラフィククスは最大9倍高速
- カメラを2つ搭載:FaceTimeに対応
- ブラック・ホワイトの2色
- 初代より33%薄い筐体:8.8mm
- GSM/CDMAのネットワーク規格に対応
- ジャイロスコープ搭載
- 別売りのHDMIアダプターで1080pの出力に対応
- お風呂のフタ状のカバー「Smart Cover」を発売
- 16GB・32GB・64GBの3モデル、価格は据え置き
- 米国は2011年3月11日発売、日本を含む他の27カ国では3月25日に発売
などとなります。
以下、イベントのハイライトをまとめました(画像はEngadgetのライブブロギングより)。
体調が心配されていたスティーブ・ジョブスが登壇。スタンディング・オベーションでイベントがスタート。
まずは恒例のステータスのアップデートから。
iBooksには2,500の出版社がコンテンツを提供。
iPhoneの累計出荷が1億を超え、iTunesのアカウントが2億を突破。
App Storeからの開発者の売上げが20億ドル(約1,630億円)に。
2010年のiPadの販売台数は1,500万台(発売から9ヶ月で)。対応アプリは65,000タイトルを突破。
ここでいよいよiPad 2の発表。名称はストレートに「iPad 2」。
新開発のチップ「Apple A5」を搭載。タブレットとしては初のデュアルコアを搭載し、A4と同じ消費電力ながら、CPUが最大2倍・グラフィクスが最大9倍高速に。
内蔵メモリについては発表なし。
予想されたとおり、フロント・バックにそれぞれカメラを搭載。FaceTimeに対応。
初代よりも33%薄い、厚さ僅か8.8mm。
スマートフォンとして薄いiPhone 4よりさらに0.5mm薄いのは驚きです。
重量は、680gから601gへと軽量化(Wi-Fiモデル)。
直前になって流れた噂の通り、ホワイトモデルを追加。
iPhone 4で散々発売を延期したカラーだけに、今回は準備ができているはずです。
GSMとCDMAの両ネットワークに対応。同じハードで、米国ではAT&Tとベライゾン