アップルが、iPhoneを小型化した廉価版「iPhone nano(仮称)」を開発しているとの情報があるようです。[source: Bloomberg ]
元記事では、開発中の新しいモデルは、勢いを増すAndroid勢へ対抗することが目的とみられ、2年契約の縛り無しでUS$200程度(約16,700円)で販売する、と伝えています。
昨年プロトタイプを目撃したとされる人物によると、現行のモデルよりも3分の1ほど小さくなるとのこと(画像はイメージ)。
調査会社iSuppli社の分析では、昨年発売されたiPhone 4の部品コストは$187。今月発売されたベライゾン向けのiPhone 4では$171との結果が出ています。
現在と同じサイズでの大幅なコストダウンは難しいかもしれませんが、小型化による部材の節約を行えば、無理な話ではないかもしれません(下はiPhone 4の部品)。
画面の小型化によって視認性や操作性に影響が出るため、アプリの開発者は負担が増えることが予想されますが、低価格化によるマーケット拡大による恩恵を受けることもできます。
このプロトタイプの製品化は未知数ですが、Android端末の動向によっては、アップルが市場に投入することも十分考えられるのではないでしょうか。