Apple公式サイトで先日から取扱いが始まった『iPad Wi-Fi 整備済製品』を購入してみました。
アップルのサイトによると、「整備済製品」とは、
アップル整備済製品とは、店頭商品、返品商品、初期不良品などを修理調整し、新品水準並みの品質を確認したアップル認定製品です。新製品同様、1年間の特別保証書をお付けしております。
と説明されています。
ざっくりと「新品同様のアップル製品が安く買える」と理解していたのですが、実際に購入したことが無く、新品同様とはどのようなモノなのか確かめてみることにしました。
注文はpple公式サイトで在庫を確認した1月20日午前3時頃に行いました。
出荷予定は”3日〜5日営業日”とありましたが、実際には当日夕方に出荷され、翌21日の午前中に配達されました。
箱の素材・大きさは新品と同じようですが、新品ではiPadの写真が大きく印刷されているのに対し、整備済製品は中央に「iPad」とあるだけのシンプルなデザインです。
箱の下に小さく「Apple Certified Refurbished (アップル認定整備済製品)」と書いてあります。
このようにパッケージのデザインを変えているのは、新品の中に混入するのを防ぐためかもしれません。
箱の裏にある製品名欄にも「RFB (Refurbished)」の文字が追加されているのが確認できました。
シュリンクラップを剥がして箱を開けると、保護フィルムに包まれたiPadが姿を見せます。
記憶が正しければ、新品の時も同じように包装されていたと思います。
ACアダプター・USB-Dockケーブルなど、同梱されている付属品も同じで、中古ではなく新品が入っていました。
本体を取り出してよく観察してみましたが、少なくとも外観は新品と全く同じようです。
使用されたものであれば真っ先にキズが付きそうな樹脂製のアップルマークの部分にも、キズや擦れがひとつも認められませんでした。
カドの部分もキズ等がなく、結局外観からは新品との違いを見つけることはできませんでした。
もちろん、電源を入れてみると起動し、正常に使用することができました。
バッテリーの消耗(容量の減少)を少し心配しましたが、使用していて異常は感じられませんでした。
全ての整備済製品が同じという保証はありませんが、今回購入したものはパッケージを除いて新品と見分けがつかない製品でした。
半日程度しか使用しておらず、今後不具合が発生する可能性もありますが、1年間のアップルの保証がついており、無償で修理を受けることができます。
現在の価格はそれぞれ、
- iPad Wi-Fi 16GB:定価 48.800円 > 44,600円
- iPad Wi-FI 32GB:定価 58.800円 > 54,600円
- iPad Wi-Fi 64GB:定価 68.800円 > 6
4,600円
と、一律で4,200円引きに設定され、あまりお得感がありません。
今後、新製品の発表などで価格改訂が行われれば、掘り出し物になることも考えられます。
【リンク】Apple公式サイト – 整備済製品