アップルが、「iOS 4.3」のベータ版を開発者向けに公開したようです。[source: 9to5Mac ]
元記事によると、公開されたベータ版には、先日発表されたベライゾン向けのiPhone 4に追加された「パーソナル・ホットスポット」という機能が搭載されるようです。
「パーソナル・ホットスポット」は、iPhone 4の3G回線によるインターネット接続を、Wi-Fiを使って共有する機能で、最大で5台までのデバイスを接続できるとされています。
この機能は携帯ネットワークへ負荷が増大することが予想されるため、実際に利用ができるかどうかは、キャリア(通信会社・日本ではソフトバンクモバイル)の判断次第となると考えられます。
また、今回のベータ版には、iPhone 3Gおよび第2世代iPod touchが含まれておらず、この2モデルは、アップルによるサポートが終了するようです。
さらに今回は、『Apple TV』向けのバージョンも同時に公開されています。
AirPlay機能のテスト用、との解説が加えられていますが、iOSを搭載している『Apple TV』でのアプリ開発に向けた布石ではなないかと期待せずにはいられません。
iOSのベータ版は、開発者による検証・バージョンアップを重ね、1ヶ月程度の期間を経て一般へと公開されます。