アマゾンで予約していたモレスキン社製のiPhoneカバー『Moleskine Folio Digital Smartphone Cover
』が届いたので、早速レポートします。
この製品は、ノートやメモといったアナログ向け製品でファンが多いモレスキン社が、新しい試みとして「アナログとデジタルの融合」をテーマに開発したものです。
厚みのあるシステム手帳のような外見で、ゴムバンドで閉じるデザインを採用。
iPhoneとメモ帳、さらにペンやヘッドフォンなどをまとめて持ち歩くことができます。
モレスキンにはじめて出会うひとのために、同社の歴史についての解説が付属しています。
中を開くと、左にメモ帳、右にiPhoneを収納するための硬い樹脂製のフレームがあります。
このフレームは、iPhone 3G・3GS専用に作られており、iPhone 4では使用できません。
逆にいえば、このパーツを変えればiPhone 4に対応できるので、近いうちに発売されることも考えれられます。
ケースの内側はやわらかいウエード地を採用。iPhoneの背面が当たる部分にも使われているので、キズ防止になりそうです。
iPhoneは本体上からスライドさせて収納します。あまりキツくないので、出し入れに苦労することはありません。
製品説明では、中央のバンドでヘッドフォンを留めている図がありますが、実際に試すと収納が難しく感じました。
メモ用に短めのペンなどを挿しておくのに使う方がよさそうです。
メモ帳(Volant・56ページ)は取り外しが可能。ミシン目があるタイプで、必要であれば簡単にページを切り離すことができます。
また、使い切ったらリフィル『Volant Notebook Plain Black Xsmall
』を購入できるので安心です。
カバーを付けたままでも撮影ができるように、カメラ用の穴も開いています。
通話をする場合は、カバーを外す・反対に曲げる、といったとも可能ですが、iPhoneに付属しているヘッドフォン、または通話に対応したBluetoothヘッドフォンとの併用をおすすめします。
そうすれば、通話をしながらメモをとったり、iPhoneで検索やスケジュールのチェックなどもできます。
閉じた状態で下からみたところです。かなり分厚いですが、背表紙の部分が丸いため、手に持つとしっくりとくる印象です。
また、重さは80g(iPhoneを除く)で、同じ厚さのシステム手帳やノートよりは遥かに軽く感じます。
背面には、光のあたり具合で見える程度の控え目なロゴがあります。
モレスキン好きではなくても、大抵のことはiPhoneで済ませてメモだけは紙に書きたい、という人には、ちょうどよい製品だと思います。
モレスキン社の発表によると、今回の発売は数量限定で本格発売は来春からだそうです。
iPhone 3G・3GSユーザーで興味がある方は、早めに注文しておいたほうがよいかもしれません。
製品名 | Moleskine Folio Digital Smartphone Cover |
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販売 | モレスキン | ||
対応機種 | iPhone 3G・3GS | ||
価格 | 5,460円 (税込み) |