ハドソンが、iPhone上でゲームコンソール機「PCエンジン」のタイトルが動くエミュレーターを開発、今冬発売の予定と発表しています。[source: Hudson ]
米国ハドソンのFacebookおよぼTwitterで発表したもので、アプリ(エミュレーター)に「パワースポーツ」(米国ではWorld Sports Competition)を同梱してApp Storeで無料配布。
リリースと同時に15タイトルを揃え、それぞれ$3,99(日本では450円?)で販売する、としています。
興味深いのは、毎日ハドソンが選択した1タイトルを3分間プレイできる、というお試し機能がついているという点。
とくに「PCエンジン」でプレイした経験の無い世代にとって、購入前にゲームの内容を確認できるのは嬉しい機能といえます。
価格やリリース時期は米国ハドソンの発表であり、国内での発売とは異なることも考えられます。
「PCエンジン」は、1987年にNECホームエレクトロニクスが発売した家庭用ゲーム機で、CPUは8ビットながらグラフィクスに16ビットを搭載。また、「HuCard」や「CD-ROM」といった先進技術を採用した高性能機として人気を集めたようです。
同機のエミュレーターは、WiiのバーチャルコンソールやPSP/PS3でも実現していますが、おそらくタッチパネルを搭載したハードウェアへの移植は例がなく、操作感などが気になるところです。
「PCエンジン」のゲームは国内向けだけでも数百タイトルに達し、名作も多く含まれているため、どのタイトルが用意・追加されていくのが楽しみです。