EPICの「Unreal Engine 3」を搭載した『Infinity Blade』がリリース

12/09/2010

Epic Gamesのゲームエンジン「Unreal Engine 3」を搭載した、待望のiPhone向けゲーム『Infinity Blade
』がApp Storeにリリースされています。

「Unreal Engine 3」は、高精度の3Dグラフィクスかつ滑らかな動きを実現するミドルウェアで、アップルが9月に開催した「スペシャルイベント」でのデモンストレーションや、その性能を実証したアプリ『Epic Citadel』の公開などで注目されています。

このゲームでは、Retinaディスプレイの解像度をフル活用した3D世界で、まるでCGムービーのようなクオリティの敵キャラクターと戦闘をします。

バトルは、防御をしつつ相手の隙(ブレーク)を伺って攻撃をする方式。

相手の動きを読んでタイミング良く攻撃するのがポイントで、格闘系ゲームのように素早くワザを繰り出す必要がなく、普段あまりゲームをしない人でもプレイしやすいかもしれません。

ブロック・回避・受け流しをしつつ、隙をみてスワイプで攻撃。

敵のキャラクターはどれもサイズが大きいにも関わらず、スムーズに動きます。

敵を倒すことで得られるお金で、武器・盾・鎧を購入。経験値を貯めてグレードアップしていきます。

武器での攻撃の他に、魔法や呪文を使い、敵に大きなダメージを与えることも可能。

「Epic Citadel」のようにバーチャルの世界を歩き回るのではなく、ストーリーに従って敵が登場します。

敵をひとつづづ倒して行けば順調に先に進めるものの、グラフィクスを生かした世界感がなく、物足りなく感じるかもしれません。

プレイするキャラクターも、戦闘毎に体力や攻撃力など自由に補強してカスタマイズすることができます。

実際の動きはこちらのトレイラー動画でご確認ください。

ユニバーサル対応のアプリで、一度購入すればiPhone・iPod touchとiPadの両方でプレイすることができます。

「Unreal Engine 3」の性能は前評判通りで、これまでのモバイル・ゲームの常識を変える可能性を秘めているといっても過言でありません。

今後、このエンジンを使ったどんなゲームが登場してくるのか楽しみです。