バッファローから発売された、iPhone・iPod touch・iPad用のワンセグチューナー『ちょいテレi DH-ONE/IP
』を購入してみました。
充電・同期を行う「Dockコネクタ」に直接挿して使うはじめてのタイプのワンセグチューナーで、以下のような特徴があります。
- Wi-Fi接続など設定無しに、ドックに挿すだけで使える
- バッテリーを内蔵し、iPhoneなどの電池を消耗しない
- 軽量・コンパクトで持ち歩くのに便利
- 番組表・字幕に対応した専用の視聴アプリ(無料)を使用
パッケージには、ワンセグチューナー本体の他に、内蔵バッテリーの充電に使用する、USB-microBケーブルが付属します。
ループ状のヒモのようなものは受信用のアンテナで、引っ張ったり無理に曲げないよう、警告が付いています。
ドックから外す際に引っ張りたくなる形状なので、家族で共有する場合や人に貸す際は、注意が必要でしょう。
iPhone・iPod touch・iPodに挿すためのドックコネクタの部分。
よく見ると、周囲が標準の充電ケーブルと同じ型に盛り上がっており、ケース類との干渉に配慮したデザインになっています。
全てのケースと互換性は保証できませんが、薄型のタイプであれば併用が可能と思われます。純正のバンパーは問題ありませんでした。
反対側には、内蔵バッテリーを充電するためのUSBポートがあります。
充電中はLEDが赤く点灯し、完了すると緑に変わります。
充電に必要な時間はおよそ2時間。満充電の状態で約2時間半の視聴が可能とのこと。
番組の視聴には、App Storeで無料で配布されているアプリ『ちょいテレi』が必要なので、事前にダウンロードをしておきます。
チューナーをドックに挿すと認識され、自動でアプリが起動します。
初回のみ地域設定が必要ですが、あとは文字通り挿すだけテレビを視聴できるようになります。
専用の視聴アプリ『ちょいテレi』は、iPhone・iPod touchだけでなくiPad用にもデザインされたユニバーサル対応のアプリです。
ドックコネクタを通してチューナーを認識し、バッテリー切れや外した場合には、警告を表示します。
初回(または移動した場合)には、チャンネルの設定を行います。
地域を指定、または電波をスキャンする、のどちらかを選択することが可能。この辺りは一般的な携帯やテレビの設定と同じです。
iPhone・iPod touchでは、横画面のみ対応。
詳細モードでは、チャンネルのリストおよび番組名と内容が表示されます。
バッテリーの残量とアンテナの受信状況は、画面右下で確認できます。
映像をタップすると、フル表示画面に切り替わります。
画像が粗いように感じられるのは、解像度が最大320×240というワンセグの仕様によるものです。
iPad版は縦および横の両方に対応。
映像の表示モードを、1倍・2倍・横幅に合わせる・フル画面、と切換えることもできます。
9.7インチの画面でワンセグを表示しているので、さすがに近くでみると粗さが目立つので、少し離れて観ることをおすすめします。
iPadは内蔵のスピーカーの音質が良いので、液晶テレビのように利用できます。
iPhoneがあればインターネット経由でほとんどの情報を入手できますが、スポーツイベント・ニュース速報・停電時など、テレビが貴重な情報源となることもあります。
軽量・コンパクトで持ち運びしやすく、カバンに入れておけば、いつでも取り出して直ぐに観れるので便利ではないでしょうか。
製品名 | BUFFALO ちょいテレi DH-ONE/IP |
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製造 | バッファロー |
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サイズ・重量 | 30 x 12 x 45 (mm)、約20g | ||
ショップ | アマゾン / 楽天 / バッファロー・ダイレクト |
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参考価格 | 7,970円 (税込) |