先日こちらの記事で紹介した、カセットテープ風のiPhone 4用シリコンケース・スタンド『iTape Deck
』を購入してみました。
カセットテープは、MP3プレイヤー・MDの前に音楽を記録するメディアとして普及。
ダブルデッキによる「ダビング」、ラジオ放送の「エアチェック」などの文化を生み出すなど、ある一定の世代以上とっては懐かしいアイテムに違いありません。
この『iTape Deck
』は、カセットテープそっくりシリコンケースと、スタンドにもなるハードケースをセットにした、iPhone 4専用のアクセサリーです。
箱から出して手に取ってみると、本物のカセットテープよりひと回り大きいと感じましたが、実際、15mmほど長いようです。
もう何年もカセットテープを触っていませんが、案外感覚が手に残っているようです。
横幅はほぼ同じサイズなので、縦長なデザイン、ということになります。
カメラとフラッシュ用の他に、リールの芯とテープを確認する窓の部分がくり抜かれています。
ラベルはもちろん、ヘッド部分の出っぱりや、ネジのヘッドなど、細かな部分もよく再現されています。
ケースの素材は柔らかく、フィッティングは若干緩めな印象です。
型の精度があまりよくないのか、結構”バリ”が目立ちますが、そのチープな感じも返っていい味を出している気もします。
イヤフォンへのアクセスや、ボタン類の操作は問題なくできるのですが、iPhone 4の本体の下にあたる部分をみると、Dockコネクタが塞がれています。
よって充電や同期に際には、このように外す必要があります。
まさか忘れたということはないはずなので、よりカセットテープに近づけるために、こだわってこのデザインにしたということでしょうか。
価格がリーズナブルなので、もうひとつのカラー「ホワイト
」も購入してみました。
心なしかこちらの方が”バリ”が少ないようにみえます。
カセットテープと同じく、ハードケースが付属しますが、おまけのようで実はスタンドとして使うことができ、なかなか便利そうです。
もしかするとウケ狙いのアイテムとして企画された製品かもしれませんが、iPhone 4という最新のデバイスと、懐かしいカセットテープの組み合わせが、案外しっくりとする気がしました。
iPhone 4に昔の曲を入れてこのケースで聴くと、少しノスタルジックな気分に浸れるかもしれません。
製品名 | iTape Deck |
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ショップ | アマゾン / 楽天 |
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価格 | 1,281円 (税込) |